春日・大野城子ども劇場。子どもに夢を!たくましく豊かな創造性を!子どもと大人がともに育ちあう出会いの広場。

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2月定例鑑賞会「飛ぶ教室」【高学年部】

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「へこたれるな!くじけない心を持て。」

 

■ストーリー
 
ドイツ・キルヒベルクにあるヨーハン・ジギスムント・ギムナジウムの寄宿舎を舞台に5人の寄宿生を軸に展開する、クリスマス間近4日間の物語。
 
クリスマス集会で上演する劇『飛ぶ教室』の稽古中、驚くニュース が飛び込んできた。「隣町のやつらが、仲間を人質に取った!」ジョニー、マルティン、マッツ、ウリー、ゼバスチャンの5人は、友人を助けるため規制を破って宿舎を抜け出す。寄宿舎に戻った5人はベク先生に呼び出され、無断外出について問いただされる。彼らの話を聞いたベク先生は、ある寮生について語り始める・・・。 
  
第二次大戦下、ナチス政権に迫害を受けつつも、子どもの心を忘れずに勇気を持って生きることを描き続けた作家エーリヒ・ケストナーの名作を舞台化。
性格も生い立ちも全く違う5人の、悩みながらも明るく未来を信じて生きようとする姿を描く。
 
■「自由でいること」
演出:鈴木 龍男
 
何とも不思議な題名です。ほんとうに教室が飛ぶわけではありません。この話を書いたのは、ドイツ人のケストナーという人です。とても子どもの心を大切にした人です。
 
「飛ぶ教室」という題名はケストナーという人の思いが強く込められています。この物語は、親の元を離れて共同生活で勉強する学校が舞台になっています。クリスマス会で上演しようとする芝居の題名が「飛ぶ教室」なのです。教室の中だけではなく自由に世界へ飛んでいって学んでこようという話です。
 
この「自由」ということをとても大切にした人です。ナチスの独裁政権下、自由主義の作家は本を書くことを制限され没収された時代、ケストナーもその一人でした。ひどい目に遭いながらも、自由を奪っているものへの批判を込めてこの「飛ぶ教室」を書きました。
 
この「飛ぶ教室」は、どんな中にあっても、心だけは「自由」にいようよ、そして「どこまでも飛んでいこうよ。」とう語りかけているようです。「平和を乱すことがなされたら、それをした者だけでなく、止めなかった者にも責任がある。」授業の場面で先生が生徒が書かせる時代です。
 
ドイツがナチスという独裁政権にのみ込まれていこうとする時代に発した、ケストナーの心の叫びだと思います。
「心の自由」というケストナーの思いをこの舞台にこめてお届けしたいと思います。
 
【日程・場所】
2012年2月19日(日) 17:00
久留米市民会館
 
2012年2月24日(金)19:00
ももちパレス
 
2012年2月25日(土) 15:00 19:00
北九州芸術劇場中劇場
 
※小学生未満の入場はご遠慮願います。

2014年1月26日
春日大野城子ども定例鑑賞会のご案内

春日・大野城子ども劇場

〒816-0935
福岡県大野城市錦町4丁目1−85
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