春日・大野城子ども劇場。子どもに夢を!たくましく豊かな創造性を!子どもと大人がともに育ちあう出会いの広場。

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4月定例鑑賞会 「ピアノの話」【高学年部鑑賞会】

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1945年5月、佐賀県鳥栖の小学校に二人の特攻隊の青年が訪れました。明日、沖縄の海に飛び立つ前にどうしてもピアノが弾きたいと言うのです。青年たちは朝からずっとピアノのある学校を探しまわっていたのです。さっそく校長の許可を得ると、音楽担当のおなご先生は「月光の曲」の楽譜をそっと手渡しました。 翌日、二機の特攻機が小学校の上空を旋回し南の空へ消えていきました……。
 
【日時】
4月22日(日)
14:45開演【30分前開場】
【上演時間/90分】
 
【会場】
朝倉市総合市民センター
(ピーポート甘木)大ホール
 
 
ぼくらの名前を覚えてほしい 
 
 『戦争を知らない子どもたち』という歌が流行ったのは、僕が高校生のころだったと思います。僕らは「受験戦争」や「交通戦争」は経験していますが本物の戦争は未経験です。
「戦争を知らないおじさん」「戦争を知らないおじいさん」として、そのまま、オサラバできたら本望です。しかし、知らなくても記憶はしておこうと思っています。
 知覧の特攻平和会館に行って、特攻兵出撃前の遺書の数々を読ませていただきました。その行間から迫ってくるものは、「俺が生きていたということを忘れないでくれ」という若者たちのつましいほどの願いでした。
 辛いことや悲しいことは、さらりと忘れて今日を生きることがひとつの知恵なのかもしれません。そのうちにその辛いことや悲しい事は風化して、何事もなかったような日常になるのかもしれません。そして、また同じ歴史を刻むのかもしれません。
 「戦争を知らないおじさん」にできる事は、記憶を風化させないこと。記憶を呼び戻し明日につないでゆくこと。戦争を知らない僕たちもいずれこの世から消えていくのだけれど、記憶さえしっかりしていれば今の「戦争を知らない子どもたち」が「戦争を知ってる子どもたち」にならずにすみます。
 
中西和久
 
■■■なかにしかずひさ■■■
草創期の「劇場っ子」のひとり。
劇団「芸能座」で俳優修業。『しのだづま考』の演技で91年度文化庁芸術祭賞を受賞。99年度松本市民劇場最優秀俳優賞、97年度福岡県文化賞、02年度倉林誠一郎記念賞、08年ロシア・エカテリンブルグ国際演劇祭特別賞等を受賞。映画『菜の花』主演(95年度文化庁優秀映画作品賞)。テレビ NHK『作兵衛さんの炭鉱』他。著書「中西和久ひと日記」(海鳥社刊)。京楽座主宰。
 
■■■佐々木 洋子(ピアノ)■■■
 
桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。大島正泰、末吉保雄、末永博子、水町澄子の各師に師事。第41回、第42回全日本学生音楽コンクール西部大会高校生の部、各第2位受賞。'92年 飯塚新人音楽コンクール優秀賞受賞  '96年にルーマニアにおいてルーマニア国立ディヌ・リパッティ交響楽団と共演。'98年同年、西日本新人演奏会出演 、ソロリサイタル開催。デュオや室内楽をはじめ、クラシックにとどまらない幅広い音楽活動を展開している。

2014年1月26日
春日大野城子ども定例鑑賞会のご案内

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